腸脛靭帯炎(ランナー膝)の原因は?
腸脛靭帯は、太ももの横側を骨盤から脛骨(すね)まで走行する長い靭帯です。
腸脛靭帯は膝関節の屈曲・伸展に伴い大腿骨の外側上顆(がいそくじょうか)を後方から前方へ移動します。
この時に繰り返される運動によって、腸脛靭帯が骨と擦れて、炎症を起こすことで発症します。
腸脛靭帯炎はフルマラソン後のランナー、長距離ツーリング後のロードバイク乗りの方に多くみられます。
この記事を書いている辻も、フルマラソン後に腸脛靭帯炎になったことがあります・・・。
急性期は歩くだけでも相当痛く、寝起きの立ち上がりも困難でした。
腸脛靭帯炎(ランナー膝)の症状は?
症状には個人差はありますが、
- 膝の外側が腫れぼったく感じる
- 膝の外側の痛み、膝を曲げたり・伸ばすときに痛む
- 歩いたり階段を上ると痛む
- 寝起きに立とうとすると激痛が走る
などがみられます。
腸脛靭帯炎(ランナー膝)は、アイシング(冷やす)?治療法は?
急性期であれば、腸脛靭帯の炎症を抑えるために、アイシング(冷やす)を提案しております。
痛みによって足を引きずったり、痛みに過敏になり慎重に歩こうとすることで、ふくらはぎや太腿の筋肉までも硬くなり、血流を悪化させ治癒を遅延させます。
腸脛靭帯と連結する
①大腿筋膜張筋
②大殿筋
③外側広筋といった筋肉・筋膜
を徹底的に緩めて、柔らかくし、腸脛靭帯にかかる張力を抑えます。
下肢全体の筋緊張がある場合は、ふくらはぎや太腿全体も手技で施術します。
これだけでも、かなり痛みは改善されます。
腸脛靭帯炎(ランナー膝)を早期回復(早く治す)するには・・・
腸脛靭帯炎(ランナー膝)の早期回復(早く治す)・早期復帰のポイントは、
受傷直後に腸脛靭帯と連結する筋肉・筋膜をゆるめて患部への負荷を減らし、下肢全体の筋肉を柔らかくすることで血流・リンパの流れを良くすることが大切です。
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